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ロックンロール from シアトル

ARCADE FIRE

October 2017 @ Key Arena, Seattle WA

去年フジロック2016で中日のトリを飾ったアーケードファイアー。

個人的には数年前の新木場スタジオコースト以来かな。

シアトルの会場は、その3倍以上はあるアリーナだけど、お客さんを入れていないブロックがあったりして、満員とは言い難い状況。でもスタンディングのフロアはギッチギチ。

そのフロア中央にステージがあって、ボクシングのアナウンスとともに、お客さんの合間を縫うようにバンドメンバーが入場してくる。

360度のステージにもロープが。

新譜のエレクトロな感じがどう出るんだろう思っていたんだけど、すごくライブ映えしてました。音の重厚感で勝負するギターバンドの欠点は、ライブだとただ単にやかましく聞こえること。

隙間の多い新譜からの曲は、ビートが中心なのでとても聞きやすい。

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そして、ライティングがすごいんだ。

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ものすごくお金と手間がかかってる感じ。

ラストはお約束の Wake Up。

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終演後の会場外でもコーラスが鳴りやみませんでした。

 

★★★★☆

GORILLAZ

September 2017 @ Key Arena, Seattle WA

今年2017年のフジロックのトリも飾ったゴリラズ。

そのボーカルはおなじみデーモン・アルバーン。

ソング2は野球場でよくかかるけど、アメリカ人はブラーってバンドは知らない気がする。

というかデーモン・アルバ―ンといえばゴリラズ。

お客さんもすごい。 ほぼ満員。

デーモンは、ステージにふらっと現れて、ヒップホップアーティストらとコラボしながら、わりと普通に進行していく。(デ・ラ・ソウルとのコラボがこの日はなかったのが個人的には残念。)

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デーモンがアメリカでウケるって、なんか知らないけど感慨深い。

ブラーは言うまでもなく、オアシスなんかよりも遥かに人気があると思う。

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Clint Eastwood。

アンコールで、アイダホで作ったという未発表曲を披露。

うまくいかなくて最初からやり直してた。

予想外の出来事に映像もボロボロになってた。w)

 

VAMPS

September 2017 @ El Corazon, Seattle WA

シアトルの日本語情報サイトJungle City での告知で知ったこのライブ。

Oblivion Dust ギタリストとのユニット云々とあるけど、結局ラルク・アン・シエルの Hyde でしょう。

好きかといえばはっきり言ってかなり疑問だけど、日本からはるばる来てくださるのでありがたく観に行きます。

会場はシアトルダウンタウンちょい北にあるライブハウス。

 

前座のバンド。

めちゃめちゃ男っぽい。

若干不安になる。

当たり前ですが、いうまでもなく、日本人が多いです。

自分もその一人なのでとやかく言わないけど。

ライブが始まると・・・

暗い。

スポットライトが当たらないので、めちゃめちゃ近いのによく見えない。

決して Hyde が小さいから、ではない。

 

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前に行ったり後ろに行ったりしてあらゆる角度から見る。

たまに明るくなると、どの角度から見ても、Hyde の体が半端ない。

これで40代後半かー。

肌がつやつやしてそう。

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しっかし、さすがスタジアムバンドのボーカリスト。

盛り上げ方が半端なくうまい。

英語もちゃんと話せてる。

「すぃあーとー!」

と煽る。

日本人も現地人も乗せられる。

 

1時間半弱のライブだったけど、ラルクのコンサートも見てみたくなりました。

 

★★★★☆

 

(12/10/2017 追記)

地元の日本人向けフリーペーパー・ソイソースにレポートが掲載されていました。

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GUNS N' ROSES

September 2017 @ Gorge Amphitheatre, Quincy WA

スラッシュのライブを含めると3度目だけど、全米でも屈指の絶景を誇る野外コンサート会場で、渡米してから2度目の再結成ガンズ&ローゼズのコンサート。

しかしこの日はワシントン州中部~東部の大規模山火事で発生した大量の煙のため、その絶景も台無しに。

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自分のいた椅子席は空席多し。

再結成ツアーでは定番の It's So Easy でスタート。

ん・・・どうもなんかいまいち野外のステージとなじまない・・。

ベースのダフ・マッケイガン

シアトル出身。

湖沿いに家もある。

アクセルに「ホームタウンボーイ」と紹介されてた。

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そしてキーボードのメリッサ・リース

彼女もシアトル出身。

地元、ルーズベルト高校卒。

先輩にはダフやパールジャムのマイク・マクレディらがいる。

ちなみに、この子、野球場で国歌独唱するほど歌がうまい。

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ロンドン出身カリフォルニア育ちのスラッシュ

Rocket Queen でスライドバーをポロリ。

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だけどDouble Talkin' Jive、Coma でのギターは最強!

この辺からいい感じになってきた。

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クリスコーネル追悼、地元サウンドガーデンの Black Hole Sun をやって、 I Used To Love Her, My Michelle、Yesterdays と名曲てんこ盛り。

2時間半を回って、いったいどこまでいくんだろうと思っていたら、なんとジェームズ・ブラウンの I Got You がきた。

誰の選曲なんだいったい。

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3時間越えのライブは Paradise City で終了。

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また来年も来てね。

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★★★★★

HUEY LEWIS & THE NEWS

August 2017 @ Tulalip Casino & Resort Amphitheatre, Tulalip WA -

毎年夏にやってくるヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。

渡米してから3年連続3度目。

会場はシアトルから北に40分ほど車で走ったところにある、チュラリップカジノ&リゾート内の野外ステージ。

2年前にもここで観ている。

いつものように Heart of Rock n' Roll でショーはスタート。

ハーモニカを吹くヒューイ。

安心安全鉄壁なバンドアンサンブル。

後ろ姿とかは昔と変わらない。

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ショーにアクセントを加えるアカペラコーナー。

でも毎回同じ曲なので、もうアカペラコーナーはなくてもいいかな。w)

これ以外にもやってほしい曲は山ほどあるし。

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Heart & Soul, I Want a New Drug、If This Is It、Hip to Be Square、Back In Time などの定番曲の合間に新曲もちらほらと。

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30年以上、毎年のようにツアーしているのに、今日初めてライブを見に来たという人がたくさんいて、ヒューイ自身も驚いてた。

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もちろん Power of Love は演奏しましたとも。

Believe in Love と Workin' For a Livin' という「ベイエリアの風」定番の締め2曲でライブは終了。

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この日は、キングス・オブ・レオンのライブと被ってたんだよね。

だけど、わが選択に悔いなし。

 

★★★★★

BECK

August 2017 @ Marymoor Park Amphitheatre, Redmond WA -

ベックのライブは2005年のフジロック以来。

会場は会社のオフィスビル群がある町の公園で、夏季限定で開催される野外コンサートシリーズのひとつ。

今年は全体的にあまり食指の動くラインナップじゃなかったんだけど、やっぱベックは行っとかないと。

しかし自分の計算違いで、場内駐車場に着いた時にはすでにライブが始まってた。

後でセットリストを見たら、Devil's Haircutと New Pollutions を見逃したのに気が付く。

で、ライブが始まってからの指定席への移動は大変。

とくにおっさんおばさんの多いライブは大変。

みんなフリーダムだから。

案の定、席がなかなか見つからない。

会場のセキュリティも適当。

「あの辺」と指をさすだけで役に立たない。

でも前から2番目の席なので意地でも見つけなければならない。

そしてやっと見つけた。

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まだ発売になっていない新譜からと思われるアコースティック曲をいくつか。

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Sexx Laws、Loser、Where It's at では盛り上げますよ。

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その Loser で拾ってもらった、シアトルのサブポップレーベルの話をしてた。

ある日いきなりレーベルから電話が来て、シアトルに来てくれ、って話だったらしい。

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自分とほぼ同年齢なんだけど、まったく老けてないよなー。

印象としては98年の豊洲フジロックのころとまったく変わってないです。

TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS / THE LUMINEERS

August 2017 @ Safeco Field, Seattle WA

MLB シアトルマリナーズの本拠地、セーフコフィールドのグラウンドに初めて降り立つ!

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セーフコフィールドのライブはレアだが、日本人からすると、トムペティ&ハートブレーカーズのライブもレア中のレア。

30年以上、来日してない。

当然自分はトムペティライブ初体験。

そしてその前座はルミニアーズ。

好きなジャンルじゃないけど、野外でいい感じにチルアウト。

トムペティ―とその仲間たちは夜9時過ぎに登場。

トムペティマニアじゃないけど、ほとんどの演奏曲を知っている。

しげやんの教育のおかげ、ともいえるんだけど、ラジオでも頻繁に流れているせいもあるんだろう。

今流行っていて、レッチリのライブでも使われていた、音に反応する電飾。

後方のモニターが見づらくなるのであまり好きじゃない。

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メンバー紹介でマリナーズの帽子をかぶって喝さいを浴びていたドラムのスティーブフェローニ。

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「日本製の安いギターを買って・・・」というトムペティ定番のメンバー紹介を受けていたギターのマイク・キャンベル。

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その後、なぜかスピーカーが飛んでしまい、無音のまま Crawling Back to You を終えるというハプニング。

ブーイングの嵐で「We can't hear you!!」という大声が上がったのに、最近のミュージシャンは、イヤホンでモニターしているから気が付かないんだよね・・・。

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Refugee、American Girlという定番曲を後半にもってきて約2時間のライブは終了。

さらに同会場で行われるイーグルスのライブチケットを25%オフで購入できるという特典付き。(行かないけど)

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このライブの1か月半後、トムペティは急逝してしまいました。

したがってこれが人生最後のトムペティライブとなりました。

トムペティ、Rest In Piece です。

ありがとう。さようなら。

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★★★★☆

ONE OK ROCK

August 2017 @ Showbox SODO, Seattle, WA -

わずか半年ちょっとでシアトルを再訪したワンオクロック。

会場のライブハウスはアメフトのスタジアムに近いのですが、運悪くプレシーズンゲームと重なり駐車場確保に一苦労。ぐるぐる巡り巡ってどうにか無料スペースを確保しました。

そんなアメフトファンたちと別れるようにしてライブハウスに入ると、残念ながら前回に比べるとお客さんは 2/3 ぐらいでフロアに空きも目立ちます。

だけど始まってみると、日本人・アジア人中心にどっかんどっかんと盛り上がります。

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ボーカルの TAKA は、踏み台に上がってくれないと姿が見えません。

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"What's up すぃあろー!"

いつものようにアクティブに動き回ります。

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しかしステージ正面だとどうにも見にくいので右サイドから前の方へ。

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この夏の北米ツアーで前座を務める予定だったリンキン・パークのカバーでは、先に亡くなったボーカル、チェスター・ベニントンの突然の死を、数分にわたる無音部分でもって追悼します。

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角度がきつくてドラムが見えないんですが、他のメンバーは近い。

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ニューアルバムからの曲を中心に構成されていて、本編ラストも We Are。

そして大合唱。

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でもなんだかんだでアンコールの American Girls が盛り上がります。

これは単純にいい曲だと思う。

狙ってないポップな感じが好きです。

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1時間ちょっとのセットで、Take me to the top をやらなかったのが個人的には残念でしたが、スキのないとても完成されたコンサートでした。他の都市で見てもまったく同じクオリティの高いライブが見られるのでしょう。メンバーが生真面目で志が高いのか、完璧にやろうとして遊びが少なくあまり人間味が感じられないというのもある意味個性なのでしょうね。

オジサンにはとても正当に見える、ある意味アメリカではもうオールドスクールともいえる00年代のロックで日本人バンドがどこまで勝負できるのか、とても興味がありますし、また地元に来るたびに観に行きたいと思います。

 

METALLICA

August 2017 @ CENTURYLINK FIELD, SEATTLE WA -

くっそー、席がわかんなくてスタジアムのコンコースをうろうろしてたらライブが始まってしまった。

しかしすごい人だ。スタンド最上部までぎっしり。

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個人的にメタリカのライブはメタルマスターを完全再現したサマソニ以来で、単独公演となると98年の代々木競技場以来?! ってことは約20年ぶりかー。

なのにあえて安い後ろの席を取ったので、ステージまで遠いー。

でもシアトルダウンタウンの夜景と相まって、ちょっときれい。

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最新アルバムからの曲では、メンバー全員で和太鼓を叩くパフォーマンス。

若頭的なジェームズ・ヘッドフィールドはよく似合ってるんだけど、カーク・ハメットが太鼓に向かっているのを見るとなぜか笑っちゃう。w)

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太鼓が終わると、そのカーク・ハメットとベースのロバート・トゥルージロがステージ前の花道でジャムったのが印象的でした。

まぁコアなファンからするとお約束なのでしょうが、個人的に聞きたかったSeek & Destroy を本編最後にやってくれて大満足。

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アンコールに Battery と Nothing Else Matters。

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そして最後はこれまたお約束の Enter Sandman!

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LADY GAGA

August 2017 @ Tacoma Dome, Tacoma WA -

レディー・ガガ、もちろん初めて観ます。

場所はシアトル南のタコマ市にあるタコマ・ドーム。

さいたまスーパーアリーナサイズの会場です。

まだ準備ができていないとかで、スタートが大幅に遅れましたが、カウントダウンが開演時間を知らせてくれます。

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ご覧の通り席が遠いので最初は何をやってるのかよくわかりませんでしたが、

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Poker Face あたりからだんだんと大掛かりなステージセットが顔を出します。

まずはこのすごいライティング!

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ステージ後方のディスプレイもマックスに活用されます。

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そしてなんだこれー。

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メインステージから橋を渡って複数のサブステージを渡り歩きます。

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フロア内の円形ステージが浮き上がります。そして切れ目なくダンス!

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中央のステージではピアノでしっとりと歌い上げます。

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はっきり言って美人じゃないですが、存在感があります。

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またメインステージに戻ってパフォーマーとともに歌&踊り!

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Born This Way も感動しました。

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アンコールは Million Reasons をしっとりと歌い上げ、そのままステージ下に消えていきました。

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この時点でもう 2017 年のベストライブに決まった感じです。

大ファンというわけではないので、事前情報なしにライブを見たのが良かったのかも。

ガガ様、なめてました。

すべてのセットが驚きと感動の連続でした。

素晴らしい歌手だし、パフォーマーだし、演出家ですね。

なんでこんなに人気があるのかようやくわかりました。

 

GREEN DAY

August 2017 @ White River Amphitheatre, Auburn WA -

最初にグリーン・デイの単独ライブを観たのは20年前のダラスのライブハウスでした。

その後サマソニやメッセでライブは観ていたのですが、実はアメリカン・イディオット以降のグリーン・デイは初めてだったりします。

でもって最新作レボリューション・レディオは個人的にグリーン・デイのアルバムの中でもベスト作品のひとつだと思っているので、シアトル郊外の野外シアターでのこのライブを楽しみにしていました。

なおかつ運よくモッシュピットのチケットが取れたのですが、会社を出るのが遅くなり、なんと遅刻してしまいました!Know Your Enemy を場外で聞くのはつらい!

好きでたまらない Revolution Radio でフロアに滑り込みセーフ。

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自分も全開で行きます。

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そしていろんな場所から楽しみます。

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Holiday、Boulevard of Broken Dreams とか、アメリカン・イディオットの曲がやはり人気がありますね。

Welcome to Paradise はグリーン・デイとの出会いの曲の一つでもあるので感慨深かいです。

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その後の Basket Case、She というのは

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もう鉄板の流れですね。

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ただ、長時間やっている割には曲が少ないというか、

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MC とかカバー曲とかコール&レスポンスとかどうでもいいんで、

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新旧のパンクでポップな曲をガンガンやってほしいです。

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特に新譜からの曲が少ない!

Revolution~ の後は Youngblood と Still Breathing だけかよー。  Still Breathing はビリー・ジョーがギターを弾いているイメージだったので、ハンドマイクで歌ったのにはちょっと拍子抜けしました。

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アンコール一発目は American Idiot。

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そして、締めはビリー・ジョーの弾き語りで新譜から Ordinary World。

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そして Good Riddance。

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メンバー再登場で See you again!

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セットリストに若干不満はあるにせよ、久々に両足が筋肉痛かっ?!ってぐらい楽しみました。

 

 

THE WHO

July 2017 @ The Colosseum at Caeser's Palace, Las Vegas, NV -

ザ・フーがシーザーズ・パレスで短期5日間の常設公演をやると聞いて馳せ参じましたラスベガス。

これはザ・フーの歴史においてもエポック・メイキングな出来事だぁ! ということでチケット発売日に初日の遠い2階席をゲット。

だって、ステージに近い席は値段が高すぎますし、その差額で飛行機に乗れちゃう感じですから。

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昨年の同じ時期に、シーザース・パレスのこの会場で、マライア・キャリーを最後列で見てえらく感動しました。

なのでバカにできません。

ひょっとしてラスベガス仕様の特別なセットや曲なんかがあるかもしれません。

Wikipedia によると、キャパシティは約4,300だそうで、ザ・フーのコンサートにしては最も小さい部類の会場ではないでしょうか。

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ピート・タウンゼントがつかつかっと出てきて、キターっ!「Can't Explain」! たぶんザ・フーの中で一番好きな曲。 昨年のシアトル公演で演奏してくれなかったので感慨もひとしおです。 ウド―フェスでの初来日、そして武道館での単独初来日公演を思い出します。

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そのピートが好きだという「Bargain」がよかったです。 そして「My Generation」はアメリカでも意外に大人気。

しかしピート・タウンゼント、しゃべるしゃべる。 内容は際どいエロネタばっかり。w)

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いや、ボーカルのロジャー・ダルトリ―もピートほど饒舌ではないけれど、歳の割に動きは軽快。 結構お客さんを煽ります。

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しっかしピートのストラトのギターの音はいいですねぇ。 ソロ、リズムともに音が分厚いです。 シングルコイルのギターとは思えないです。

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70歳超えてなお、2時間過ぎてもまだまだ終わる気配なし。 最後は「Pinball Wizard」「See Me Feel Me」「Baba O'Reiley」「Won't Get Fooled Again」の4連発。 サポート含めたメンバー紹介では、ロジャー、ピートともに大変にご満悦の様子。

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後日セットリストを比べてみたところ、特にラスベガス公演の特別メニューはなかったようですが、個人的には最も充実していたライブでした。

 

CAPITOL HILL BLOCK PARTY (LORD HURON, etc)

July 2017 @ Capitol Hill, Seattle WA -

シアトルのローカルフェスを観に来ました。

正確には、セーフコ・フィールドのマリナースの試合で、ヤンキースの田中将大が投げるので、その観戦ついで、という感じなんですが。

シアトルのダウンタウンから北東に歩くと、東京でいうところの下北沢のような、吉祥寺のような、Capitol Hill というちょっとこじゃれたエリアがあります。その Capitol Hill のメインの通りをいくつか封鎖して複数の野外ステージを作って行われるのが Capitol Hill Block Party という3日間のフェスティバルです。

自分が参加したのは土曜2日目。

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到着時、Phantoms という EDM 系のグループがメインステージで演奏していて、フロアは爆発的に盛り上がってました。

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見ての通り、めっちゃ暑いです。

なので屋内のサブステージに逃げ込みます。 通り沿いにある老舗ライブハウス Neumos がそのサブステージです。 お酒を出しているので、21歳以上しか入場できません。

運転免許証を見せて中に入ると、ウィッグをかぶった女性3人がフロントに立っているProm Queenが演奏中でした。 50-60年代のリズム&ブルースに影響を受けている、というか、そのまんまです。

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でもバンドの演奏はタイトで楽しかったです。

この後また外に出て、別のステージでヒップホップのアーティストのライブを見てから、

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いったん会場を出てセーフコ・フィールドに行き、田中将大の投球を見て w)

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再度フェス会場に戻ってきました。

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サイドステージで Magic Giant というグループを観ます。

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バンジョー、フィドル、ウッドベース、アコースティックギター等々いろんな楽器を演奏しながら、小さなステージをアクティブに動き回るという、フェス向きのバンドでした。 「お~お~」的な合唱アンセム満載で、フジロックに出たらとても楽しいステージになると思いました。 ボーカルとベースはめっちゃイケメンです。

この日のメインステージのトリは Lord Huron。 アメリカンインディーズの王道のようなバンドですが、すごい人・人・人。 こんな人たち、どこから出てきたんだーってぐらい超満員です。

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ちなみにこのステージ裏手が路面電車の停車駅になっていて、そこから無料で音を聞くことができます。w)

 

RIDE (PITCHFORK MUSIC FESTIVAL)

July 2017 @ Union Park, Chicago, Illinois -

ゴルフの石川遼を見に来たついでのフェスです。w)

ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルはシカゴのダウンタウンの公園で行われる都市型(?)フェス。

本当は前日の土曜に参加したかったのですが、残念ながら1日券は売り切れ

トライブ・コールド・クエスト、ジョージ・クリントン、ミツキ、PJハーヴェイ、アラブ・ストラップ等々のすごいメンツだったのでしょうがないですね。

チケット売り場でソールドアウトを知ったので一瞬呆然としましたが、取り乱すことなく翌日日曜日のチケットを購入します。

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1日券は75ドルです。

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その日曜のメンツはこんな感じです。

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メインステージのトリがソランジュで、自分はライドとアヴァランチーズを観たいなぁと思っていたのですが、実は帰りの飛行機の時間が迫っていまして、ライドを観るのがやっとという状況でした。

とは言うものの、そもそもそんなに気合が入っていないので、日曜の午後遅い時間に入場します。

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これがレッド・ステージ。

セットの合間だったのでまだ閑散としてます。

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これがグリーン・ステージ。

メインステージの名前がフジロックと同じでちょっとだけアガります。

ハミルトン・リーサウサーが軽快に演奏中です。

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そしてちょっと横道にそれます。

"BEVERAGE TICKETS" ... 酒は飲むつもりがなかったで特に用なしです。

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フードコートも充実しているっぽいです。何も食べなかったけど。

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ちょっと歩くと3番目のブルー・ステージにたどり着きます。

地元出身ジョーイ・パープが軽快にラップしています。

小さいステージなのにオーディエンスがめっちゃ多いです。

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さて、セカンドのレッド・ステージでライドの演奏が始まります。

いや、とうに始まる時間なのですが、機材トラブルでなかなかメンバーが出てきません。

スタッフ数人がギターのエフェクター類と格闘しています。

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ライドのようなバンドにとってはエフェクターは命のようなものですからね。

さすがにこれなしで演奏、というわけにはいかないのでしょう。

しかしながら、飛行機の時間があるから最後まで見るのも微妙なのに、さらに開始もディレイするとはーーー!とじれにじれにじれまくって待つこと20分。

近くにいた若者達のシューゲーザー談義を聞いているのも楽しかったのですが、それも飽きてきたころやっとバンドが出てきましたー。

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いやー、音がいいわー。

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マーク・ガードナーが開演が遅れたことを詫びます。

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さらに老けた感のあるアンディ・ベルが不機嫌そうにギターをかき鳴らします。

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くっそー。

しかし時間がない。

4-5曲しか聞けなかったんじゃないかなー。

泣く泣くステージと会場を後にします。

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中途半端に3つのアクトを見ただけのフェスティバルになりましたが、ミニ・コーチェラな感じで会場内の移動はとても便利だし、オーディエンスの雰囲気は落ち着いているし、ラインナップもなかなか渋いし、大都市シカゴのど真ん中ということもあり交通の便は言うことなしだしで、気軽に音楽を楽しみたい人にはとてもお勧めなロックフェスだと思いました。

また絶対に戻ってきたいと思います。

 

 

余談ですが、このステージの模様をhttps://rockinon.com/news/detail/164351から観れます。

 

PETER FRAMPTON (SUMMERFEST)

July 2017 @ Henry W. Maier Festival Park, Milwaukee, WI -

サマーフェスト(SUMMERFEST)は「世界最大」という触れ込みの、ウィスコンシン州ミルウォーキーにおいて10日間に渡って開催されているフェスティバルです。

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ピンクがトリを飾ったフェス4日目に、シカゴから車で北上してミルウォーキーくんだりまでやってきました。

レッチリ以下、上記で別枠に表示されているバンド/アーティストを観るには別途料金が必要なのですが、それ以外は1日券がたったの 20ドル

安い。

なのに大小ステージの数が半端ないです。

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ほとんどのステージにこのようなベンチシートが付いています。

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ステージによってはこんなくつろぎスペースもあります。

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その上空をリフトが飛びます。

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遊園地が近いのか、観覧車も見えます。

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この川沿いのフェス会場を端から端まで歩くとだいたい20分ぐらいかかりますね。

 

で、ボク的に、この日のメインアクトは会場一番奥のステージのトリを務めたピーター・フランプトン

そう、あのライブアルバムのピーター・フランプトンです。

観たことないんです、一度も。

 

自由席なので、できるだけ前の方で観ることにします。

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いやぁー、ギターの音がめっちゃクリアーです。

「Show Me The Way」でトーキングモジュレーターも聞けました!

「始めてこの曲を聞いた時は本当に感動した。」という、サウンドガーデンの「Black Hole Sun」は意外な選曲でした。つい先日自殺したクリス・コーネルに追悼の言葉を送っていました。後で知ったのですが、生前クリス・コーネルとコラボしていたんですね。意外な組み合わせでした。

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ちょうど時間が被っていたスティーブ・ミラー・バンドをチェックするために中抜けしなければならなかったのですが、意外に後ろの席は空いてました・・・。

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後で、「あーそういえば Baby I Love Your Way を聞いてなかったー。」と後悔するも後の祭りです。

ステージ移動の際、ものすごい人の波に飲み込まれます。

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途中のステージも人でいっぱい。

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スティーブ・ミラー・バンドのフロアーも、人混みをかき分けかき分けしてもまだこんなに遠いです。かなり萎えます。

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日本ではあまりなじみがないスティーブ・ミラー・バンドですが、アメリカでは超大御所扱いで、かなり大きな会場でツアーを続けています。しかしながら、淡々と続くステージ進行がちょっと退屈になり、あまり楽しめないまま会場を後にしました。

そして入口の写真を取り忘れたとこに気が付きました。

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そして、これが50回目のアニバーサリー開催だったのでした。

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本当に「世界最大の」フェスかどうかは正直わかりませんが、歴史の長さと人口密度の高さはかなり世界一に近いのではないかと感じました。