RUFUS WAINWRIGHT
May 2018 @ KIRKLAND PERFORMANCE CENTER, Kirkland, WA -
シアトルからワシントン湖を挟んだ北東に位置するカークランドという街でルーファス・ウェインライトのライブがありました。
「カークランド・パフォーマンス・センター」という、どちらかというとお行儀のいい劇場形式の会場です。
ここに来るのはロバート・クレイ・バンドを見た1年半前以来です。
最前列端っこというなかなかいい席だったのですが、前座があるとは思ってませんでした。汗)
アコギで弾き語るのは、ルーファスの腹違いの妹=マーサ・ウェインライト。 最初、「ローカルミュージシャンかな?」と思ったのですが、「兄のルーファスが・・・」と言い出したので、急いでウィキペディアで調べました。
トム・ペティの「I Won't Back Down」で締めたのですが、歌っている時間よりも一人漫談をやっている時間の方が長かったです。
さて、ルーファス・ウェインライトの登場です。
ピアノの陰になって体はよく見えませんが、顔はよく見えます。
もちろん歌もピアノもうまいのですが、
こんなにおっさんだったっけ?ってぐらい老けてました。
最後に観たのが、2007年のコ―チェラだったと思います。
自分とほぼ同い年なのですが、あの時はまだ30代だったからなぁ・・。 しかし真っ白なあごひげのせいで余計老けて見える。 自分は、髭に白髪が目立ってきたので、剃っちゃいました。
妹のマーサとの共演もありました。 言っちゃ悪いですが、ギターはそんなにうまくないですね。w) すごく独学感が出てました。
「Hallelujah」「Cigarettes & Chocollate Milk」「April Fools」などを含む1時間半強のショー。
丁寧にお辞儀して帰っていきました。
(20:55 - 22:35)
THE OFFSPRING (Sabroso Fest. 2/2)
May 2018 @ WHITE RIVER AMPHITHEATRE, Auburn, WA -
"Sabroso Craft Beer, Taco & Music Festival" トリのオフスプリングが登場。
オフスプリングって・・・15年ぶりかな? 最後に観たのはアルバム「コンスピラシー・オヴ・ワン」発売後の幕張メッセだった気がします。
で、調べてみると彼らがメッセで単独公演をしたのが2001年なので、なんと個人的には17年ぶりです。
定刻の21時きっかりにバンドメンバーが登場しました。
第一印象は・・・・太ったね、デクスターもヌードルズも。 w) お互い寄る歳には勝てませんな。
ウィキペディアを見るとフロント3人は全員50台。 しゃあないね。
サードギタリストしてサポートメンバーが入る中、"All I Want", "Come Out and Play" など、ラジオでおなじみの曲を次から次へと繰り出します。
空いていた、というかピットのサイドはガラガラだったので、ステージ向かって左側の最前列に移動しました。
"Coming for You", "Staring at the Sun", "Want You Bad" など、ファニーでファーストでメランコリックな有名曲が連打されます。
長いドラムイントロから"Gotta Get Away" へ。
"Gone Away"はデクスターのピアノ弾き語りから始まって、
バンドメンバーが徐々にジョインするという、パンクバンドにしては珍しい曲の展開を見せてくれました。
また通常のパンクセットに戻って "Why Don't You Get A Job?" では大合唱。 この歌もオフスプリングの音楽の多様性を物語ってますよね。 いい曲だ。
もちろん"Pretty Fly (for a White Guy)" もやってくれました。 特別に人気があるのは日本だけと思っていましたが、アメリカでも”あはんあはん”は大合唱。
同じく「おーおー」だの「らーらーららら」といった擬音が曲の核をなす "The Kids Aren't Alright"、"Self-Esteem" と畳み込んで、1時間ちょいのステージはあっという間に終わりました。
オフスプリング、やっぱ好きだな。
(21:00-22:05)
PENNYWISE (Sabroso Fest. 1/2)
May 2018 @ WHITE RIVER AMPHITHEATRE, Auburn, WA -
"Sabroso Craft Beer, Taco & Music Festival" という長い名前のイベントにやってきました。
早い話、クラフトビールを飲んでロックを楽しもう、というイベントなのですが、まぁ、正直クラフトビール、という部分はどうでもいいです。(・・・言っておきますが、シアトルエリアの地ビールは質・量ともに最高ですよ。)
開場後しばらくしての入場で、トリ前のペニーワイズからの参加となりました。
・・・ペニーワイズ。
バンド名は知っていましたが、音は聞いたことがありませんでした。
いやー、かっこいいですね!
ピットエリアに入っていきなりニルヴァーナの「テリトリアル・ピッシング」でハートを鷲掴みにされました。
シアトルエリアでライブをやるときだけこの曲を演奏するそうです。
さらにハートを鷲掴みされたのは、このベーシストです。
ピック弾きでフェンダージャズベをこんなにかっこよく鳴らす人を初めて見ました。
もし自分がミュージシャンでレコーディングをする機会があるなら、この方を呼んでセッションしたいなと思いました。(絶対にそんな機会はないけど。)
おそらく普段のライブではお約束なのだと思いますが、ベン・E・キング「スタンド・バイ・ミー」のパンクカバーは盛り上がりました。こういうスタンダードナンバーをパンク流に解釈するというのは彼らのようなアメリカのパンクバンドがハシリなのでしょうか。
ピットエリアのお客さんもまぁまぁ盛り上がります。
ライヴの最後にスタッフ、ゲストをステージに上げてカオスな感じでフィニッシュしました。
トリのオフスプリングまでのセットチェンジの間にお楽しみがありました。
ひょっとしてイチローや大谷翔平よりもアメリカで有名な日本人かもしれません。
フードファイターの「Koba」こと、小林尊(こばやしたける)氏が登場しました。
数々の大食いで世界記録を持ち、オフスプリングのデクスターが大ファンであることを公言している小林さん。
ステージでタコスの大食いを披露しました。
無事完食するとテーブルに上がってお腹を見せてくれました。
LISA LOEB
May 2018 @ COLUMBIA CITY THEATER, Seattle, WA -
シアトル市内から南に5キロほど車で走ったところにあるこの会場。 初めて来ました。
下北沢のライブハウスのような小さい入口を思わず通り過ぎそうになりましたが、
「ここ?」
「うん、ここ。」
という黒人兄ちゃんとのやり取りの後、
「すげえ一杯だよー」
という言葉に、
リサ・ローブ(50)ならまぁそうだろうなー、と思いながら、そのリサ・ローブが歌っているステージの横から入場しました。
今日はこのアコースティックギター一本で歌う弾き語り形式。
通路まで人が一杯なので後ろの方で見ます。
場内はライブハウスというよりも下北の小劇場みたいな感じです。
ステージ前がいきなり自由席で、その後ろが板張りのフロアになっているのですが、みんな体育座りしているのがなぜか60年代っぽいです。
「Truthfully」 から、出ました「Stay」。
映画リアリティ・バイツのサントラに収録されていて、レコード会社と未契約なのに全米ナンバーワンを記録したモンスターソング。
映画はピンときませんでしたが、サントラは当時死ぬほど聞きました。
ウィノナ・ライダーとイーサン・ホーク・・・というだけでなんか甘酸っぱいですよね。
グランジの総本山のシアトルでこの曲を初めて生で聞くというもの何か感慨深いものがあります。
友達がたまたまイーサン・ホークと知り合いだったというあたりのことはステージでも話してくれました。
しっかしこの人、よくしゃべりますね。
ライブの三分の一は一人漫談です。
そういえばよく日本に来日してたなー、ってなことを考えていたら、いきなり 「もともとこれはジャパニーズソングで・・・」 と言い始めたのに超びっくり。
「Love Storm という曲で、日本のアーティストが作った古い曲なんだけど、ドラマの主題曲だったとかいうやつで、英語の訳を渡されて歌ってくれって話になって・・・」
ってなことを言うので、その場でググってみたら、竹内まりあの「恋の嵐」っていう曲のカバーなんですね。 ファンの方には申し訳ないですがこのオリジナルも知らなかったしカバーしていることも全然知りませんでした。 歌を生で聴きつつスマホの画面を見ながらへーっと感心してしまいました。
さらに調べてみると長澤まさみがドラマで「Stay」をカバーしてたんですね。 これもへーでした。
なじみ深い「I Do」からアンコール1曲でフィナーレ。 後ろのレッドカーテンを自分でかき分けて退場していきました。 w)
なんか趣のあるいいライブハウスでした。
BISHOP BRIGGS
April 2018 @ SHOWBOX AT THE MARKET, Seattle, WA -
ビショップ・ブリッグスは幼少時代を東京や香港で過ごしたこともあるという女性シンガーです。
「River」や「Wild Horses」がオルタナラジオ局でヘビーローテーションされていて、ソールドアウトしたチケットの売れ行きを見てもわかるように、アメリカでもっとも注目されているアーティストの一人だと思います。
この日は知り合いとの会食とバッティング(=死語?)してしまい、観られるかどうか微妙だったのですが、どうにか途中から滑り込みました。
フロアから人があふれています。このライブハウスが完全に埋まっているのを初めて見ました。
人をかき分けて左前方に向かいます。
鉄腕アトムのような髪型が特徴のブリッグス。
ミニマルなオケをバックに、オレひょっとして最年長かなぁと感じさせるぐらい若いお客さんに向かって絶唱して踊りまくります。
フルアルバムを1枚しか出していないので、短いセットでしたが、まだデモ段階という新曲を挟んで最後に「River」で大合唱・大団円となりました。
THE STRYPES (Canceled)
April 2018 @ TRACTOR TAVERN, SEATTLE, WA -
東京からの出張帰りのまさにその夜。
日本で大人気のザ・ストライプスのライブを観るために帰米の日程を調整したといっても過言ではありません。
シアトルダウンタウンから車で北西にほぼ20分ほど行ったバラード地区にある小さいライブハウスの Tractor Tavern が会場。
近所に駐車して歩いて行くと、エントランスの様子がどうもおかしい。
「スタッフオンリー」と書いてある。
なんのこっちゃいと思いながら別の入り口を探すとそこには「CLOSED」の張り紙とともに小さく告知文が・・・・。
「DUE TO HEALTH REASONS, TONIGHT’S SHOW HAS BEEN CANCELED」
えー、キャンセル!!??
するとこの貼り紙の目の前にストライプスのベースのピートがいる。
なぜに?
と見てみると、来る人来る人に中止の理由を説明しているらしい。
聞くと2日前のシカゴ公演のときからドラムの体調が悪く、病院に行ったものの完治せずこの日の公演を直前キャンセルするに至ったとのこと。
めっちゃアイリッシュ訛りで半分も聞き取れませんでしたが、張り紙を見て驚いているファン全員に経緯を説明している姿にはとても感心させられました。
それも握手をし、お互いに自己紹介をしながらです。
シアトルにストライプスのファンなんているのかいな?
と思っていたのですが、意外や意外、自分と同じような年齢層のお客さんがほとんどで、多少リップサービスもあるのでしょうが、
「2年前に見たライブは最高だった!」
「こないだポーランドで見たライブは生涯最高だったよ!」
などと興奮気味に語る人たちもたくさんいて、結構ファンベースができているんだなぁーと思わせられました。
自分も握手をして写真を撮ってもらいました。
ピート:「今日はごめんよー。」
自分:「いや、まったくノープロブレム。残念だけどまたすぐ戻ってきてね。」
みたいなちょっとした会話を、自分の半分以下の年齢の若者と交わしたのでありました。w)
そのあと、「スタッフオンリー」と書かれた張り紙のあるドアからドラム以外の他のメンバーが出てきて、ヴァンに乗ってどこかに消えて行きました。
ライブが中止になったのはとても残念だったのですが、メンバーと握手して自撮りできてのはちょっとラッキーだったかな。w)
(20:10-20:40)
CORNELIUS
March 2018 @ SHOWBOX AT THE MARKET, SEATTLE WA -
行くか行かざるかずっと迷っていまして、結局当日券で入場しました。
最初で最後に観たのは確か2007年のコーチェラだったはず。小さいテントのトリか何かだった記憶があります。しかしステージの様子はあまり記憶がありません・・・。
■ TOMO NAKAYAMA
オープニングアクトは、高知県出身で、シアトル在住日系フォークミュージシャンの Tomo Nakayama。小山田圭吾から直接前座のオファーがあったそうで、「高校時代のアイドルだから超ビビった。」そうです。
バイオリニストとのデュオで、清涼感のあるメロディーとアコースティックの調べを聞かせてくれました。
■ CORNELIUS
前座時には50人ぐらい?の埋まり具合だったのですが、メインアクト直前になるとフロアもだいぶ一杯になってきました。
暗幕が取り払われてショーがスタート。
バンドうますぎます。
2列目から凝視します。
小山田圭吾は、歳をとった、とは言わないけど、もうそんなに若くはないですね。
ひとこともMCがなく進行していきます。
ギターがいい音出てました。
サングラスをずっとかけていました。
(21:15-22:55)
QUEENS OF THE STONE AGE / EAGLES OF DEATH METAL
January 2018 @ KEYARENA, Seattle, WA -
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの前座がイーグルス・オブ・デス・メタルだと知ったのはライブ前日のこと。
普段はオープニングアクトを観ないので、開演時間よりも1時間程度遅れて行くのだけど、今日は予定時間の8時きっかりに着席。
15分ほど遅れてイーグルス・オブ・デス・メタル(以下 EODM) が登場。メインアクトが登場したかのような盛大な拍手と歓声。
EODM といえば、2年前にフランス・パリで起きた同時テロで標的になり、スタッフ・オーディエンス合わせて100人以上が死亡した事件が記憶に新しいが、そんな凄惨なテロ事件の影も感じさせないほど、ガレージでパンクでブルージーでおバカなロックで突っ走る。
ドラマーがシアトルエリア出身だそうで、かつ今日がお父さんの70回目の誕生日。会場のどこかでこのライブを観ていると言っていた。1曲目からスティックを客席に投げてて大丈夫かと思ったけど、めっちゃタイトでヘビーでとてもいい音。
バンドのメンバーでもあるジョッシュ・オムは登場がせずとも、前座にはもったいないほど存在感のあるビジュアルとメインとタメを張れる堂々としたステージング。小さなハコで観ているような音の作りも気持ちいい。1万5千人のアリーナを150人のライブハウスに変えてしまう EODM ってすごい。
(20:20-21:00)
セットチェンジの間に会場を見渡したところ、スタンディングのメインフロアと1階の椅子席はまぁまぁ埋まっているけど、暗幕で覆われ一部クローズされている2階席はかなり寂しい客入り。
30分ほど待ってクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(以下 QOTSA) が登場。
あれー、アリーナ公演なのにスクリーンがないのね・・。
ステージから遠くはないけど近くもない席なのでメンバーの表情はよく見えない。
個人的には21世紀最高の曲のひとつと思っている No One Knows のブリッジ部分で語るジョッシュ・オム。
「昔ここに住んでいて、QOTSA が初めてライブをやったのがそこの OK ホテル(=今はないライブハウス)だったのよ。家族もまだここにいるし、オレのホームタウンだな。」
と言われて喜ぶ客層は老若男女バラバラ。どちらかというと中心は30~40代かな? まぁいつもそうといえばそうなのだけど、このライブは特に白人オーディエンスが多い感じがする。アジア系は見当たらないので自分にはいつにも増してアウェイ感がある。(かと言ってアジア人や日本人がいても必ずしもホーム感が強くなるわけでもないんだけど。)
その観ていた位置が悪かっただけなのかもしれないが、音割れがひどくてギター/ボーカルが聞き取りにくいのがとても残念。レコードのクオリティとセンスの良さがもうひとつ再現できていないなぁという印象。
ただ、この手のギターサウンドをラウドに体感できるのはうれしい。
とはいえ最後の方の Song For The Deaf などではラウドすぎて頭が痛くなってきたので耳をふさいじゃったけど・・・。
最後に QOTSA を見たのが確か15年以上前のミルウォーキー公演なので詳細はよく覚えていないのだけれど、以前よりも王道のロックンロールバンド然としている気がした。ジョッシュやバンドメンバーのステージアクションもかっこいい。
アンコールは A Song For The Dead 一曲のみで潔く退場。
この手のアリーナにはありがちなスクリーンを使った演出がなく、音の作りも満足できるものではなかったので、視覚的・聴覚的に物足りなさが残ったライブだったけど、もう少し小さいサイズの会場で見れるとまた満足度が違ってくるのかなぁと思った。
とはいえ、東京エリアだと新木場スタジオコーストのような、ライブハウス以上アリーナサイズ以下のハコがとても少ない、または空いてないのがシアトルエリアの欠点といえば欠点なのかもしれない。この会場では空席の目立つライブが散見されるので、チケットが売れるかどうかわからないけど、とりあえず大は小を兼ねるでキーアリーナでやっちゃえ、的な感じもあるのかもしれない。
(21:35-23:30)
FRANZ FERDINAND
December 2017 @ SHOWBOX at Market, SEATTLE WA -
フランツ・フェルディナンドも久しぶりだな~。
最後に見たのはフジロック? ZEPP TOKYO?
いずれにせよ当時まだうちの坊主は生まれてなかったはず。
だから最後に見てから10年は経ってるなー。
会場はシアトルのど真ん中にある老舗ライブハウス、ショーボックス。
ソールドアウトじゃなかったようだけど、フロアはお客さんで一杯でした。
オープニングアクトはポートランド出身の The Prids。
ポストパンクなノリが全開。
ギターとベースの鳴りがとてもよかったです。
ステージ横のラックに並べられていたフランツのギター機材。
新ギタリストのディーノのものと思われます。
9時きっかりに客電が灯いたままフランツが登場。
一瞬、
「もう一個、前座あったっけ?」
と思うぐらい、以前と比べて様変わり。
ギターのニックが脱退したことは知っていたけど、メンバーが入れ替わって、キーボーディストが正式に加入しただけで、こんなにもバンドの雰囲気が変わるとは。
音の方も、キーボードとドラムループが中心になりつつ、自分が00年代のシングルベスト10には挙げるであろう Do You Want To も、軽快というよりもどっしりとした感じになってた。
でもギター&ボーカルのアレックスの動きは軽いよなー。どんだけ若いんだと思ったら、ウィキペディアによると、オレと同い歳だということが判明!
マジかよ・・・。
中盤で伝家の宝刀 Take Me Out が登場。
やっぱ日米共通してこの曲が一番盛り上がるね。
しかし、過去10年以上、すべてのライブというライブで演奏しているはずなのに、イントロをとちってやり直していた・・・。マジか。
それにギタリストは3人も要らないような気がするなぁ。
なんか絵がベンチャーズっぽいと思った。
アンコールラストの Fire で、なぜかお客さんを全員座らせた図。
この後、一斉にジャンプするでもなく、みんななんとなくもそもそと立ち上がったのなぜ?
そして SEE YOU AGAIN すぃあろー!
メンバーが掃けて機材撤収の図。
なんだかんだ言いましたけど、お客さんもとても楽しんでいて、バンドとオーディエンスの一体感が半端なかったです。
未発表の曲と古い曲とのバランスが良く、とてもいいライブでした。
(21:00-22:22)
PIXIES
December 2017 @ PARAMOUNT THEATRE, SEATTLE WA -
再結成してから暫く経つピクシーズ。
ライブを見るのは3年前のサマソニ以来だ。
今日の会場はシアトルダウンタウンのちょい北側のパラマウント・シアター。
アリーナ、スタジアムを除けば、市内では1,2番目に大きい会場。
もちろんチケットはソールドアウト。
前座の The Orwells。
ストロークとかBRMCみたいな感じで、ボーカルがちょっとイッちゃってる感じ。
そしてメインのピクシーズ。
Gorge Away でスタート。
ギターの歪みがとても気持ちいい。
ベースはキム・ディールじゃなくて、パズ・レンチャンティン。
そう、ボクの長年のアイドル。w)
だからフロア右側に陣取ったのよね。
ボロボロのフェンダープレシジョンベースがかっこいい。
しかし、以前所属していたア・パーフェクト・サークルを数日前に見たばっかりなのですごく変な感じ。
そういえば、ズワンのメンバーとして15年前ぐらいに来日した時、「パーフェクト・サークルは辞めたんすか?」と本人に聞いたのを思い出した。
その頃から較べると、お互い老けましたね。orz
バンドの方は、新旧取り混ぜたとてもヘルシーなセット構成。
Debaser や Where Is My Mind、Vamos、Isla de Encarta などのパズのコーラスがとてもいい。w)
それに対する男性陣。
あまり注目してなくてすみません。
帰りがけにもういっちょブラック・フランシスとジョーイ・サンチアゴ。
La La Love You がなくて残念だったドラムのデビッドは、ハイハットの鳴りがとてもよかったー。
終演後にセットリストを Setlist.fm で見てみたら、33曲もやったのね。
そのライブの半分は彼女の足を見てました。すみません。
なので最後にまたパズギャラリー。
(21:00-22:40)
A PERFECT CIRCLE
December 2017 @ KEYARENA, SEATTLE WA -
久しぶりのア・パーフェクト・サークル (APC) のライブ。
2003年のロラパルーザ@ホワイトリバー@本社出張中以来?
ボーカルのメイナードのバンド、トゥールとともに、日本での人気はどうなんだろうという感じだけど、ここアメリカではアリーナクラスの人気。
2階席の入りはちょっと寂しい感じだったけど、1階とアリーナはまぁまぁ埋まってました。
で、事前に知ってはいたんだけど、APCは写真・ビデオ撮影厳禁。
開演直前にも、「写真・ビデオ撮影した人は速攻で会場からつまみ出します」というアナウンスが流れてた。
なので、会場内の写真はなし。
その代わりに物販の写真。w)
1階席中段の席に座って1分後にライブ開始。
あぶないあぶない。
しかし写真撮影禁止とか関係なかった。
暗すぎて誰もまともに写らん。
スクリーンもないし。
リードギタリストとベーシストは舞台前方にいるんだけど、ステージ後方にAmazon Echo Dot みたいなお立ち台が3つあって、それぞれにドラムとメイナードとセカンドギタリストが乗っている。
そしてそのセカンドギタリストが元スマッシング・パンプキンズのジェームズ・イハ。
もうパンプキンズ時代よりも在籍期間が長い。
ジョンレノンのカバーの Imagine ではキーボードを弾いていた。
あと、ジェームズ漫談コーナーってのがあって、意味不明なことを3分ぐらいいろいろしゃべってた。この時がジェームズの顔が見えた唯一の瞬間。オペラグラスを以てしても、暗すぎて他はギター弾いてるなーってことぐらいしかわからんです。
この日のライブは、サプライズがあって、AC/DC のカバー Dog Eat Dogを世界初披露。
もちろん先日亡くなったAC/DC のリズムギタリスト、マルコム・ヤングに捧げる感じだったわけだけど、AC/DC と APC って、近いようで遠い気がしていたのでこの選曲は意外でした。
最後は Judithで締めるのかなーと思っていたら、アンコールもなく客電がついちゃったのでびっくりした。
客出しのBGMはやっぱりAC/DCでした。
ちなみに本当に誰もスマホで写真を撮っていませんでした。
(20:30-22:15)
Welcome back to Burps Online!
Burps Online へまたようこそ。
Concert Review from Texas>While My Guitar Gently Burps としてサイトを開設してから20年。
Burps Onlineと改名しコンテンツとカテゴリを増やしながら、子供が生まれた2009年に更新を停止してから8年。
再開するきっかけがなにかあったわけでもなく、どこまで更新できるかもよくわかりませんが、Microsoft Azure上にセットアップした WordPress を使ってちょこちょことライブの感想など書きたいと思います。
トップの URL は http://burps.online です。
追伸:
↓ 今日ライブに行く予定だったダニー・ハリソン。
ジョージ・ハリスンの息子。
自分の体調不良につき残念ながらパス・・・。
SOUTHERN CULTURE ON THE SKIDS
November 2017 @ Tractor Tavern, Seattle WA
20年前の初回フジロックのメインステージトップバッターは、フーファイでもなく、レッチリでもなく、ましてやレイジでもなく、このサザン・カルチャー・オン・ザ・スキッズ。
シアトル北西部のシャレオツなエリアのライブハウス。
時間の読みを間違えて、10時半に着いたらもう始まってた。
軽快なロックンロール。
お客さんにチキンナゲット投げさせてた。
っていうか、暗闇のなか鶏肉が飛んでくると怖いぜ。
2日間公演で、両日ともにほぼソールドアウト。
なにげにすごい人気だ。
終演後、メンバーがバーでビールを飲んでいたので、ボーカル&ギターの方にセルフィーお願いしたんだけど、あまりにも暗すぎて、まったく写ってなかった・・・。
初のセルフィー失敗。
やっぱ予行演習してフラッシュが必要かどうか確認しておくべきだったな。w)
★★★★☆
MORRISSEY
November 2017 @ Paramount Theatre, Seattle WA -
個人的には2002年の大阪サマソニ以来じゃないかな。
モリッシー。
シアトルでも割と大きめの会場。
前座なし。
フロアのトランスジェンダー感が半端ない。
やっぱりスミスの曲で盛り上がる。
意外にもアメリカでも人気があったんだな。
お約束と言えばお約束なんだけど、
Meat Is Murder の残虐映像は見てらんなかった。
マイクを二度ほどフロアに落としてあたふたしていたけど、
2時間近く熱演してくれました。
そういえば、なんか、ジョニー・マーがアメリカ北西部に住んでいるそうです。
もちろん飛び入りとはなりませんでしたが。
★★★★☆
DEPECHE MODE
October 2017 @ Key Arena, Seattle WA
日本に来ない超大物デペッシュ・モード。
知っての通り、西洋ではスタジアムクラスのバンド。
意外に早く開演したせいか、また遅刻してしまったけど、ここアメリカのシアトルでも2万人弱収容のアリーナが超満員。
正直、バンドについて詳しくないんだけど、知識の有無に関係なく楽しめる感じ。
デビッド・ボウイのカバーもあり、緩急に富んだ内容。
Personal Jesus のギターの鳴りがとてもいい。
デイブ・ガーンってもっとグダグダしているイメージがあったんだけど、結構キビキビしているのね。
ストテンのスコット・ウェイランドとキャラと動きがダブる。
なぜか花道がフロア右側にしかないんだよね。
スタンドの後方で小さくなりながら見ていたけど、映像交えた2時間ほどのセットにとても満足しました。
★★★★☆